約束のひこうき雲


最後の一人まで自己紹介をし、次に委員を決めることになった。


「まずは…学級委員から決めたいと思うのですが、やりたい人いますか?」


自己紹介も終わり、教室の所々では私語が聞こえてくる。
委員会なんてめんどくさいと言う人が大半なのだろう。

俺もその一人だ。
委員会に入るかどうかを太陽と相談しているところだった。

太陽は意外と乗り気で、どの委員会にするか迷っていた。


「はい。私やります。」


「日向さんね。じゃあ、進行もお願いしていいかしら。」


日向さんが席を立ち、教卓の前へと移動した。


「もう一人、学級委員したい人はいますか。」


みんなは耳を傾けることなく私語を続けている。