約束のひこうき雲


で?って言われましても。
困るのですが。


「ルカは好きな人いるの?」


華恋が少し焦りながら俺にそう言った。


「うーん…」


俺は悩んだ。
自分が華恋のことが好きなのはわかっている。

でも、もし思いを告げて関係が悪くなるのが怖かった。


「どっち?」

「俺は…華恋と一緒に遊んだりできたらそれでいいかな。」


華恋は少し顔が赤かった。
でも、その表情は嬉しそうだった。

俺もその表情を見て微笑ましかった。


次の日、クラスの女子に告白された。


「ルカくん、私ルカくんのことが好きなんだけど。」

「…………。」

「華恋ちゃんのこと好きなの?」

「……いや。」


目の前の女子は少しホッとしているようだった。