約束のひこうき雲


そんな思いを抱き、その日の放課後。
俺は華恋と一緒に下校していた。


「なんで先生は信じてくれないんだろ。
ルカくん、気にしちゃだめだよ?」


落ち込んでいる俺に華恋は慰めの言葉をかけた。


「別に気にしてない。」

「私さ、1回しか見たことないけど
ルカくんのおばあちゃんすごく綺麗だよね!
ルカくんに似てて、髪も綺麗だし美人さん!」

「…だろ?お父さんはおじいちゃんの血を引いてて金髪じゃないけど、俺はおばあちゃんの血を引いているんだ。」


誇らしく話しているのを、
華恋は嬉しそうに聞いてくれた。


「やっと笑ったね。」

「なんだよ。」

「だってルカくんずっと落ち込んでたから。」


別にそんなに落ち込んでないし…。