約束のひこうき雲


俺の髪色に対しての物言いが気に入らなかったのか、太陽が言い返した。


「生まれつき?そんな嘘誰が信じるのよ!」

「麗ちゃん、もういいから!
本当にごめんなさい。」


“かれん”という人は焦りながら俺達に向かって一礼した。


「あぁー!なんかムカつく。
ルカ、あんなの気にしなくていいかんな!
ルカは俺が守ってやるぜ。」

「別に守ってもらわなくていいし、
太陽じゃなんか頼りない。」


ドヤ顔をしてる太陽に俺は辛辣な言葉をかけた。


俺の前の席では、さっきの二人が楽しそうに話している。