「先生が私のココに残した赤い刻印」
私はそう言って自分の鎖骨辺りを指さした。
「またただの火傷の痕になっちゃった。だから離れる前にせめて…」
「必要ないよ、そんなんなもの。…から」
「?」
最後のほう、しっかりと言葉が聞き取れなかった。
聞き返そうと先生を見上げると、それとほぼ同時に先生の腕に強く引き寄せられた。
「せ、せんせ…!?」
「ちゃんと好きだから大丈夫」
「!」
突然先生の腕の中に包まれた私。
戸惑いながらも先生の鼓動に耳を傾ける。
服越しにものすごい速さで脈打ってるのが伝わってきて、先生も私と同じようにドキドキしているんだと思った。
「これでもまだ不安か?」
「…」
私はそう言って自分の鎖骨辺りを指さした。
「またただの火傷の痕になっちゃった。だから離れる前にせめて…」
「必要ないよ、そんなんなもの。…から」
「?」
最後のほう、しっかりと言葉が聞き取れなかった。
聞き返そうと先生を見上げると、それとほぼ同時に先生の腕に強く引き寄せられた。
「せ、せんせ…!?」
「ちゃんと好きだから大丈夫」
「!」
突然先生の腕の中に包まれた私。
戸惑いながらも先生の鼓動に耳を傾ける。
服越しにものすごい速さで脈打ってるのが伝わってきて、先生も私と同じようにドキドキしているんだと思った。
「これでもまだ不安か?」
「…」
