七瀬君を夢中にさせるには…



そう思いながらも

「化粧したところで変わんないよ

だってあの、七瀬君だよ」

と私は少し弱音を吐いてしまった。


「月らしくないなぁ

七瀬君のこと好きなら、好きになってもらえるように努力しないと!

キスぐらいしてこい!!」

そういって背中をバシッと叩く星華


私は、彼女のおかげでで少し自信を持つことができた。