「黒田君、お話があります!」

と自分の席で寝ていた黒田君をたたき起こす。

「つきちゃん、いい気持で寝てたのになんで起こすの~」

とあくびをしながら答える黒田君に私は続ける。


「仲直りしてから、七瀬君にべたべたしすぎです。

私も七瀬君と話したいのに、ずるいです」


「そんなこと言われても、俺日向のことすきだし?

つきちゃん、日向に女として見てもらったらいいんじゃない?

そしたら、かまってくれるよ」

と自信満々にいう黒田君に乗せられ私は日向君に女を見せることにする。