「絶対たのしいからさー!」


そう言って男の先輩は私の腕をグイグイ引っ張る。





「ちょっ、あの…っ、」




料理サークル見に行きたいのにーっ!!!



「ちょっ、せんぱいっ……」




このまま連れて行かれる…!





そう思った瞬間、今度は私の反対側の手が引っ張られた。