「ねぇねぇ!君、新入生だよね?」




「え?」





急に肩を叩かれ、振り向く。



「そうですけど…」




「うわ…かわいー、当たりじゃん」




「はい?」





声が小さすぎて、聞こえなかった…






「君、どこのサークル入るか決めた?」



そう言ってさわやかに笑う、男の先輩。





「いえ、まだ決めてないです」



「じゃあさ、ちょっと俺らのサークル見てかない?」




「えっ、」