私は慌てて、舜くんの元に駆け出す。




「あ、杏里。俺サッカーサークル入ることにした」




「え!?」




さっきの瞬間でもう話が進んだの!?



そしてちらっと見やると、舜くんの隣には見たことないくらい美人な先輩。




舜くんはその先輩と、仲良さげに話していた。



「……」




言うまでもなく、不機嫌になる私。



わかってるけど!

わかってたけど!!!!