「……っ、舜くんの、ばか!!!!」




またからかわれた!!!






思わず舜くんの体をどんっと押しのけ、


私はリビングへと駆け込んだ。










「…ほんっと、可愛すぎ。
なんなの。バカ杏里。



あんなのが他の学部とか…俺やってけんのかな」





そう舜くんが呟いていたなんて、私は知る由もなかった。