「みずきー!おはよー!!」
「わ!あ、りり!おはよ!
朝からびっくりするじゃん、もう!」
「いいのいいの!
こんなことできるのみずき ぐらいしかいないんだから!」
もう、ほんとにかわいいな、りりは。
今私に飛びついて来たのは私の親友、月野 莉々花(つきの りりか)。
私はりりって呼んでる。
りりは、学園一の美少女と言っても過言じゃないぐらいかわいい。
りりがいつも私といるのは、
他の人は
きっと私以外の人にさっきのようなことをしたら倒れてしまうだろう。
私は、小さい時から仲がいいからそんなことはないけどね。
それでも、隣にいると、周りからの目線がつらいよ。ほんとに。