ずっとキミが好きでした。

時の流れは一定で、決して逆らうことも出来ない。


明日音くんがもぐら生活を始めてから早くも1ヶ月が経とうとしていた。




私は相変わらず毎日通っていたが、さすがに疲れてきて風邪を引いてしまった。


11月に入り、朝晩の気温差が大きくなり、体が十分に適応出来ていなかった。


自分の体調管理も出来ない人が他人の心配をしている場合でない。
 

私はここに来て始めて一日休みを取ることにした。


私の代わりに部活を早く切り上げて、なっつんが行ってくれると決まり、私はさっさと家に帰って眠った。