ずっとキミが好きでした。

迎える今日、願う明日をこんなにも苦しいと思ったことはいまだかつてない。




朝から私は憂鬱だった。


祖母が作ってくれた野菜たっぷりの味噌汁がなかなか喉を通らなかった。


米が甘くて美味しいからいつもはお代わりするのに、今日は一膳も食べきることができなかった。


祖母はそんな私を心配して、お腹が空かないようにとおにぎりを5個も持たせてくれたが、胸に溜まった筆舌に尽くしがたい感情と祖母への申し訳ない気持ちが混ざり合って、もやもやを増幅させた。