さくらあんぱんが誰の口に入ったのかを気にしているうちに文化祭前日を迎えた。
「翼ちゃん、明日はダンス、頑張ろうね」
なっつんが汚れのない純粋な笑顔を投げかけた。
私もなっつんに負けじととびきりのスマイルで返す。
「うん、頑張ろうね!なっつんはバンド演奏の方も頑張ってね」
「もちろん!翼ちゃん、明日絶対見に来てね!全部良い曲だから」
「うん!必ず行くね」
なっつんが練習に行くのを見送り、私も教室を出た。
文化祭のために派手な装飾を施すクラスもあれば、お化け屋敷仕様で怪しげな雰囲気を漂わせているクラスもあった。
見ているだけでも充分青春を感じた。
うつむいて帰った去年とは比べ物にならないくらい、世界がキラキラ輝いて見えた。
時には嫌なことも辛いこともあったけれど無事明日を迎えられそうで、私は感無量だ。
「翼ちゃん、明日はダンス、頑張ろうね」
なっつんが汚れのない純粋な笑顔を投げかけた。
私もなっつんに負けじととびきりのスマイルで返す。
「うん、頑張ろうね!なっつんはバンド演奏の方も頑張ってね」
「もちろん!翼ちゃん、明日絶対見に来てね!全部良い曲だから」
「うん!必ず行くね」
なっつんが練習に行くのを見送り、私も教室を出た。
文化祭のために派手な装飾を施すクラスもあれば、お化け屋敷仕様で怪しげな雰囲気を漂わせているクラスもあった。
見ているだけでも充分青春を感じた。
うつむいて帰った去年とは比べ物にならないくらい、世界がキラキラ輝いて見えた。
時には嫌なことも辛いこともあったけれど無事明日を迎えられそうで、私は感無量だ。



