「私はコウさんと一緒にいる時が一番自由な空気が吸えてるんです」
そう言って俺にしがみつく彼女を愛しいと思った。
衝動的に押し倒したくなるのを堪え、梨央の言葉に耳を傾ける。
「コウさんと一緒にいる時の自分が一番好き。だから重くなったりしません。いつでもウェルカムですっ」
参ったなと抱き締めながら天井を仰ぐ。
直球で純粋な言葉は思った以上に胸に響くということを痛感する。
だから「好き…」と吐息交じりに言われた瞬間、耐えきれずその場に梨央を押し倒した。
「っ…!」
タイミングよくここがベッドの上で感謝する。
ボスっと柔らかにバウンドする衝撃に驚いて声を上げる梨央を真上から機嫌良く見下ろした。
「梨央の気持ちは良く分かった。じゃあもう下手な遠慮はしねーよ。ずいぶん熱烈な告白に俺も心を撃たれたしな」
「…へ?」
「これは逆プロポーズだと思っていいわけ?」
「…え?」
「愛してる」
それが自然と言葉に出た。
驚いた梨央が目を見開いた瞬間彼女が声を発する寄り前に唇を塞ぐ。



