雪の降るあの日、君は私の前から突然姿を消してしまった。


「陽にぃは太陽みたいだねー。いっつもあったかくて明るい。ずーっと陽にぃといたいなあ」

いつだったか幼い私が言った言葉に、君はこう言ってたっけ。

「いいよ、ずーっとそばにいてあげる。結愛のことは僕が笑わせてあげる。離れても、絶対また戻ってくるから。」
「ほんと?」
「うん、約束」


君に何度助けてもらったんだろう。何度導いてもらったんだろう。
何時もそばにいて光をくれたね。

そんな君とまた会えたから、

私はまた笑うことができたんだ。