震える手を必死に抑えた。 バレないように。 私の願いを叶えるためには、 もうだれにも分からないようにしなければ。 もしもだれかがーーー 私の過去を知っている誰かがいれば 今度こそ、本当に終わる。 1組から順に体育館を出ていく。 私は6組だからまだ先だ。 ふぅ…と深呼吸をして顔を上げた。