そして、野崎先生の顔を見るたびに
胸が苦しくなる。

野崎先生の声を聞くたびに
頭が痛くなる。

野崎先生の名前を知ったときの動揺が
なにによって、もたらされたのかもさえ
分からない。

夜、涙を流している。

悲しくない。勝手に流れてくるだけ。