彼と出会ったのは、高校三年生の冬。

彼は見慣れない、いかにもお金持ちそうな制服を着ていた。

彼はルックスも完璧で、人生の勝ち組をよく表していた。

そんな彼を見て私は羨ましさを通り越して、殺意が湧いたのをよく覚えている。