話しながら「お邪魔しまーす」と勝手に家に上がる叔母さん。
後を追っていくと、素早く買い物袋の中から、買ってきたものをダイニングテーブルに並べている。
「うちも主人が今日飲み会で遅いのよ。だから美空ちゃんといっしょに食べようと思って。……うん、まだ夕食の準備はしていなかったようね。よかったわ」
「えっと……はい」
マシンガントークにたじろぐばかりの私。
「じゃあさっそく食べましょう。美空ちゃん、取り皿と飲み物の準備お願いね」
「はい」
そして言われるがままキッチンへ向かいながらも、相変わらずな叔母さんにクスッと笑ってしまった。
叔母さん、松本弥生(まつもと やよい)はお母さんの妹。結婚しているけれど子供はおらず、幼い頃からなにかと可愛がってもらっていた。
それはお母さんが離婚して再婚して。……そして亡くなった後もずっと。
高校生だった私と当時中学二年生だった圭が、こうしてこの家でふたりで暮らせていたのは、叔母さんが頻繁に様子を見に来てくれて、なにかとサポートしてくれたからだ。
後を追っていくと、素早く買い物袋の中から、買ってきたものをダイニングテーブルに並べている。
「うちも主人が今日飲み会で遅いのよ。だから美空ちゃんといっしょに食べようと思って。……うん、まだ夕食の準備はしていなかったようね。よかったわ」
「えっと……はい」
マシンガントークにたじろぐばかりの私。
「じゃあさっそく食べましょう。美空ちゃん、取り皿と飲み物の準備お願いね」
「はい」
そして言われるがままキッチンへ向かいながらも、相変わらずな叔母さんにクスッと笑ってしまった。
叔母さん、松本弥生(まつもと やよい)はお母さんの妹。結婚しているけれど子供はおらず、幼い頃からなにかと可愛がってもらっていた。
それはお母さんが離婚して再婚して。……そして亡くなった後もずっと。
高校生だった私と当時中学二年生だった圭が、こうしてこの家でふたりで暮らせていたのは、叔母さんが頻繁に様子を見に来てくれて、なにかとサポートしてくれたからだ。



