「すみません、今カウンターしか空いていないんですけどいいですか?」
「はい、大丈夫です」
案内された席は肩と肩がぶつかるほど間隔が狭いカウンター席。
迷いなくジャケットを脱ぎ腰掛ける君嶋くんに、面食らうばかり。どうにか私も彼の隣の席に腰かけるものの、距離の近さに身体が硬直する。
おかしい、こんなはずじゃなかった。ここでは私が主導権を握って君嶋くんがドン引きするような言動に出る予定だったのに……。
戸惑う私の隣で彼は店員に慣れた様子で注文していく。
「とりあえず生と焼き鳥盛り合わせを二人前で」
「はいよ!」
おしぼりとお通しが運ばれてきて、君嶋くんは割り箸を差し出してくれた。
「すみません、とりあえずで頼んでしまいましたけど……大丈夫でした?」
「あ、はい! ありがとうございます」
割り箸を受け取るものの、予想外の展開に混乱状態。
すぐに生ビールがふたつ運ばれてきて、君嶋くんはグラスを手に持ち乾杯を促してきた。
「乾杯」
「かっ、乾杯……」
私も慌ててグラスを手にすると、コツンとグラスとグラスがぶつかり合う音が響く。
「はい、大丈夫です」
案内された席は肩と肩がぶつかるほど間隔が狭いカウンター席。
迷いなくジャケットを脱ぎ腰掛ける君嶋くんに、面食らうばかり。どうにか私も彼の隣の席に腰かけるものの、距離の近さに身体が硬直する。
おかしい、こんなはずじゃなかった。ここでは私が主導権を握って君嶋くんがドン引きするような言動に出る予定だったのに……。
戸惑う私の隣で彼は店員に慣れた様子で注文していく。
「とりあえず生と焼き鳥盛り合わせを二人前で」
「はいよ!」
おしぼりとお通しが運ばれてきて、君嶋くんは割り箸を差し出してくれた。
「すみません、とりあえずで頼んでしまいましたけど……大丈夫でした?」
「あ、はい! ありがとうございます」
割り箸を受け取るものの、予想外の展開に混乱状態。
すぐに生ビールがふたつ運ばれてきて、君嶋くんはグラスを手に持ち乾杯を促してきた。
「乾杯」
「かっ、乾杯……」
私も慌ててグラスを手にすると、コツンとグラスとグラスがぶつかり合う音が響く。



