まるでテレビの中の出来事のようで、唖然と立ち尽くしてしまう。
けれど君嶋くんが切られた腕の傷が痛むのか、悲痛な声を漏らした瞬間、すぐに彼の元に駆け寄った。
「大丈夫、君嶋くん!?」
「俺は大丈夫。それより美空ちゃんは? 怪我はない?」
自分のことより私の心配をする君嶋くんに、涙が零れ落ちる。
「私こそ大丈夫。だって君嶋くんが守ってくれたから……! 腕、平気? 待ってて、すぐに救急車と警察に電話するから」
ずっと握りしめていたスマホで電話を掛けようと試みるも、まだ恐怖心でいっぱいで手が震え、うまくタップすることができない。
すると君嶋くんはそんな私の手を優しく包み込んだ。
「俺が連絡する」
「あ、でも……」
君嶋くん、怪我しているのに。
「切られたのは左腕だし、それほど傷は深くないから平気。それに俺の方がちゃんと伝えられると思うから」
優しい声色で言うと君嶋くんは自分のスマホでまずは警察に電話を掛けた。
けれど君嶋くんが切られた腕の傷が痛むのか、悲痛な声を漏らした瞬間、すぐに彼の元に駆け寄った。
「大丈夫、君嶋くん!?」
「俺は大丈夫。それより美空ちゃんは? 怪我はない?」
自分のことより私の心配をする君嶋くんに、涙が零れ落ちる。
「私こそ大丈夫。だって君嶋くんが守ってくれたから……! 腕、平気? 待ってて、すぐに救急車と警察に電話するから」
ずっと握りしめていたスマホで電話を掛けようと試みるも、まだ恐怖心でいっぱいで手が震え、うまくタップすることができない。
すると君嶋くんはそんな私の手を優しく包み込んだ。
「俺が連絡する」
「あ、でも……」
君嶋くん、怪我しているのに。
「切られたのは左腕だし、それほど傷は深くないから平気。それに俺の方がちゃんと伝えられると思うから」
優しい声色で言うと君嶋くんは自分のスマホでまずは警察に電話を掛けた。



