やだな、そんなこと言われちゃったら私の方こそ幸せな気持ちになれちゃうよ。
だってこのストラップ、ふたつで千円もしない安物なんだよ? それなのに……。
幸せで苦しくて唇をギュッと噛みしめた。
私も同じことを思っていた。スマホを操作する際、いつもこのストラップを見るたびに、君嶋くんも同じものを付けてくれているんだって思うと、嬉しくて幸せな気持ちになれていたの。
どうしよう、私……やっぱり君嶋くんのことが好きだよね?
彼の体調が心配になるのも、意外な一面を見せられてドキドキするのも、些細なことで幸せな気持ちになれちゃうのも、全部君嶋くんが好きだから。
もう認めるしかないのかもしれない。
彼が私の心を占める割合はあまりにも多すぎるから。
嬉しそうに笑う彼の顔を見つめたまま胸を高鳴らせていると、急に叫び声が聞こえてきた。
「よくも……っ、よくも俺の美空をっ……!!」
――え、なに……?
耳を塞ぎたくなるような声のした方を見ると、勢いよく私たちの方へ向かって駆け寄ってくる人影を視界が捕らえる。
それは見覚えのある顔。
だってこのストラップ、ふたつで千円もしない安物なんだよ? それなのに……。
幸せで苦しくて唇をギュッと噛みしめた。
私も同じことを思っていた。スマホを操作する際、いつもこのストラップを見るたびに、君嶋くんも同じものを付けてくれているんだって思うと、嬉しくて幸せな気持ちになれていたの。
どうしよう、私……やっぱり君嶋くんのことが好きだよね?
彼の体調が心配になるのも、意外な一面を見せられてドキドキするのも、些細なことで幸せな気持ちになれちゃうのも、全部君嶋くんが好きだから。
もう認めるしかないのかもしれない。
彼が私の心を占める割合はあまりにも多すぎるから。
嬉しそうに笑う彼の顔を見つめたまま胸を高鳴らせていると、急に叫び声が聞こえてきた。
「よくも……っ、よくも俺の美空をっ……!!」
――え、なに……?
耳を塞ぎたくなるような声のした方を見ると、勢いよく私たちの方へ向かって駆け寄ってくる人影を視界が捕らえる。
それは見覚えのある顔。



