「ありがとう」
もう二度とあの人は現れないと思うけれど、そう言ってくれて嬉しいし安心できる。
君嶋くんも力になってくれると思うと。
『ううん、こっちこそ話してくれてありがとう。知らずに美空ちゃんになにかあったら俺、辛かったから。だから話してくれて嬉しかったよ』
君嶋くんに話すか悩んで、結局間違って送っちゃったわけだけど、こうしてちゃんと話してよかったと思った。
それと同時に大きく心を揺るがされる。
すごく心配してくれて嬉しいけれど、それは私のことを知らないからかもしれないって。
昔、自分がいじめていた相手だと知っても今と変わらずに心配してくれる? 守ってくれる?
喉元まで出かかった言葉をグッと飲み込んだ。
『弟さんはそろそろ来るの?』
「あ、うん。そろそろ来ると思うんだけど……」
電話をしたまま入口に視線を向けると、また彼から嬉しい言葉が放たれた。
『じゃあ弟さんが来るまでこうやって電話で話していよう。その方が俺も安心』
俺も安心、だなんて――。またドキッとさせられてしまった。
もう二度とあの人は現れないと思うけれど、そう言ってくれて嬉しいし安心できる。
君嶋くんも力になってくれると思うと。
『ううん、こっちこそ話してくれてありがとう。知らずに美空ちゃんになにかあったら俺、辛かったから。だから話してくれて嬉しかったよ』
君嶋くんに話すか悩んで、結局間違って送っちゃったわけだけど、こうしてちゃんと話してよかったと思った。
それと同時に大きく心を揺るがされる。
すごく心配してくれて嬉しいけれど、それは私のことを知らないからかもしれないって。
昔、自分がいじめていた相手だと知っても今と変わらずに心配してくれる? 守ってくれる?
喉元まで出かかった言葉をグッと飲み込んだ。
『弟さんはそろそろ来るの?』
「あ、うん。そろそろ来ると思うんだけど……」
電話をしたまま入口に視線を向けると、また彼から嬉しい言葉が放たれた。
『じゃあ弟さんが来るまでこうやって電話で話していよう。その方が俺も安心』
俺も安心、だなんて――。またドキッとさせられてしまった。



