『ううん、謝らないで。おかげでこうして美空ちゃんと電話で話すことができたんだから。……それで話ってどうしたの? なにかあった?』
本題を切り出した彼。
「あ……でも仕事中なんだよね? だったら終わってからでも……」
『無理。気になって仕事手につかないから。だから話して』
きっぱりそう言うと君嶋くんは私が話すのを待っている。
そんな彼に私は一連の出来事を話していった。
『よかったよ、弟さんがタイミングよく帰国してくれて。……そうでなかったらって考えるとゾッとする。本当に大丈夫? 今、近くにいたりしない?』
すべて話し終えると君嶋くんは慌てた声で聞いてきた。
「うん、大丈夫」
店内を見回しても、彼らしき人は見当たらない。
『そっか、ならいいけど……。怖い思いしたよね、美空ちゃん自身は大丈夫? 夜眠れないとかない?』
優しい気遣いに胸がトクンと鳴る。その間も彼は続ける。
『無事でよかったけど、悔しくも思うよ』
「……えっ」
声を上げると君嶋くんはクスッと笑った。
本題を切り出した彼。
「あ……でも仕事中なんだよね? だったら終わってからでも……」
『無理。気になって仕事手につかないから。だから話して』
きっぱりそう言うと君嶋くんは私が話すのを待っている。
そんな彼に私は一連の出来事を話していった。
『よかったよ、弟さんがタイミングよく帰国してくれて。……そうでなかったらって考えるとゾッとする。本当に大丈夫? 今、近くにいたりしない?』
すべて話し終えると君嶋くんは慌てた声で聞いてきた。
「うん、大丈夫」
店内を見回しても、彼らしき人は見当たらない。
『そっか、ならいいけど……。怖い思いしたよね、美空ちゃん自身は大丈夫? 夜眠れないとかない?』
優しい気遣いに胸がトクンと鳴る。その間も彼は続ける。
『無事でよかったけど、悔しくも思うよ』
「……えっ」
声を上げると君嶋くんはクスッと笑った。



