辺りはすっかり日が落ち、真っ暗。
長い時間、朋子たちと話し込んじゃっていたし叔母さんとも電話していたから、いつもより遅くなっちゃった。
早く帰ろうと足を進めると、まるで私を待っていたかのような人影を視界が捕らえた。
「あっ、お疲れ様です!」
その人物は私を見ると、こちらに駆け寄ってきた。
暗くて相手の顔が見えない。
身構えていると街灯に映し出された人物は、今日退院すると言っていたあの男性患者だった。
「あっ……」
警戒心は緩んだものの、今日退院したはずの彼がどうしてここにいたの? それに明らかに私を待っていたよね?
怖くなり一歩後退るけれど、彼は嬉しそうに駆け寄ってくると私の目の前で足を止めた。
ニコニコ笑っていて、悪い人には見えない。現に彼は患者。……でも。
彼の手には大きなバッグ。それは恐らく入院中使ったものが入っているんだよね?
長い時間、朋子たちと話し込んじゃっていたし叔母さんとも電話していたから、いつもより遅くなっちゃった。
早く帰ろうと足を進めると、まるで私を待っていたかのような人影を視界が捕らえた。
「あっ、お疲れ様です!」
その人物は私を見ると、こちらに駆け寄ってきた。
暗くて相手の顔が見えない。
身構えていると街灯に映し出された人物は、今日退院すると言っていたあの男性患者だった。
「あっ……」
警戒心は緩んだものの、今日退院したはずの彼がどうしてここにいたの? それに明らかに私を待っていたよね?
怖くなり一歩後退るけれど、彼は嬉しそうに駆け寄ってくると私の目の前で足を止めた。
ニコニコ笑っていて、悪い人には見えない。現に彼は患者。……でも。
彼の手には大きなバッグ。それは恐らく入院中使ったものが入っているんだよね?



