「美空ちゃん!」
「痛っ……」
どうにか手で受け身を取り顔面強打は免れたものの、地面についた両手は痛いし、右足もジンジンする。
「大丈夫!?」
けれどそれよりも、君嶋くんの前で階段を踏み外してしまったことが堪らなく恥ずかしい。
「ごめん、ボーっとしてて……。大丈夫だから」
私と目線を合わせるように屈んだ彼。心配そうに向けられた瞳に恥ずかしくなり、すぐに立ち上がろうとしたものの、足が痛くて立ち上がれない。
どうしよう、恥ずかしくて死にそう。おまけに周りから視線を感じる。だから早く立ち上がらないと。
「美空ちゃん、俺の肩に腕を回して」
「――え」
痛みに耐え、どうにか立ち上がろうとした私にかけられた声。
次の瞬間、君嶋くんは私の手を自分の肩に回した後、軽々と私の身体を抱き抱えた。
「キャッ!?」
突然宙に浮いた身体に声を上げ、咄嗟に両手を彼の首元に回してしまう。
「しっかり掴まってて」
「え、あっ……君嶋くん!?」
私を抱く腕の力を強めると、彼は歩き出した。
「痛っ……」
どうにか手で受け身を取り顔面強打は免れたものの、地面についた両手は痛いし、右足もジンジンする。
「大丈夫!?」
けれどそれよりも、君嶋くんの前で階段を踏み外してしまったことが堪らなく恥ずかしい。
「ごめん、ボーっとしてて……。大丈夫だから」
私と目線を合わせるように屈んだ彼。心配そうに向けられた瞳に恥ずかしくなり、すぐに立ち上がろうとしたものの、足が痛くて立ち上がれない。
どうしよう、恥ずかしくて死にそう。おまけに周りから視線を感じる。だから早く立ち上がらないと。
「美空ちゃん、俺の肩に腕を回して」
「――え」
痛みに耐え、どうにか立ち上がろうとした私にかけられた声。
次の瞬間、君嶋くんは私の手を自分の肩に回した後、軽々と私の身体を抱き抱えた。
「キャッ!?」
突然宙に浮いた身体に声を上げ、咄嗟に両手を彼の首元に回してしまう。
「しっかり掴まってて」
「え、あっ……君嶋くん!?」
私を抱く腕の力を強めると、彼は歩き出した。



