嫌いなアイツと恋愛授業

「まず、学級委員から決めるぞ。」

まぁ、どんだけ先生の独断とはいえ私は学級委員なんかならないだろうと余裕をかまして窓の外を見た。

綺麗な青空だなぁー・・・。

「…き……」

桜段々散ってきたのかなー・・・。

「……えき!」

いつ満開になったんだろー・・・。

「佐伯!佐伯麗華!!!!」

「…え?」

「え?っぢゃないぞ!お前俺の話聞いてないだろ!」

先生は教壇から一直線に私を見て言った。
当の本人はパチパチと目を見開いていて、イマイチ状況が把握出来ていない。

なに?なんなん?なんの話?
キョロキョロと回りを見渡すと皆私に視線を向ける。

「休みボケか?それともそんなに俺が嫌か?」

「なっ!たしかに先生は好きぢゃないけど!
休みボケはもう終わりました!!」