次の日は、私のクラスにまで来た直哉。 何しに来たの? なんで、わざわざ目立つことするの? 直哉が来ただけで、ざわつき始めるうちのクラスの男子たち。 ほら、こうなるじゃん。 余計、騒がれるんじゃん。 男の子って嫌い。 なんでこんなに子供なんだろ。 この日から、私は男子とほとんど話をしなくなった。 そして夏休みまでの数日間、私は徹底的に直哉を避けてしまった。