【蓮side】
俺には、大事な彼女がいる。可愛くて、面倒見がよくて完璧な彼女。
付き合うとき、俺は最低なことを言ったんだ。
それでも、付き会い続けてくれる。
俺の彼女は隠し事が多い。
最近は特に多いと思う。今まで、絶対に火、土、日は会っていたのに最近バイトだとか言って家に来ない。
もしかして、避けられてるのかと思ったが学校では普通だった。
まぁ、会えない分俺もバイトをしている。
今日もバイトだ。
「ねぇ、蓮くん!最近メール見てないでしょ?」
バイト先の先輩だ。いろいろ相談に乗ってもらっている。
「あぁ、携帯水没しちゃったんすよ。」
「えぇー!すごい不便じゃん!だから最近シフト多いのね…。」
「そう言うことなんだ。じゃあ、明日俺と変わってよ。」
「え?良いっすよ」
明日は土曜か、姫は来ないだろう。
「あぁ!彼女と最近どう?」
「まぁまぁ、ですかね。」
「えっ!明道君彼女いたんだ!」
「まぁ、一応」
「へぇ~」
と、他愛のない話をして今日は終わった。
土曜の昼頃だ。
ピンポーン
ガチャ
ドアを開けると、愛おしい姫の顔があった。
「俺、今からバイトだ。」
そう言うと、寂しそうな笑顔で
「そっか。じゃあ、帰るね。
明日、お昼から来るよ。」
「あぁ、わかった。」
この時、気づいてやっていればよかったと後悔することになるとは思わなかった。
【蓮side・END】
俺には、大事な彼女がいる。可愛くて、面倒見がよくて完璧な彼女。
付き合うとき、俺は最低なことを言ったんだ。
それでも、付き会い続けてくれる。
俺の彼女は隠し事が多い。
最近は特に多いと思う。今まで、絶対に火、土、日は会っていたのに最近バイトだとか言って家に来ない。
もしかして、避けられてるのかと思ったが学校では普通だった。
まぁ、会えない分俺もバイトをしている。
今日もバイトだ。
「ねぇ、蓮くん!最近メール見てないでしょ?」
バイト先の先輩だ。いろいろ相談に乗ってもらっている。
「あぁ、携帯水没しちゃったんすよ。」
「えぇー!すごい不便じゃん!だから最近シフト多いのね…。」
「そう言うことなんだ。じゃあ、明日俺と変わってよ。」
「え?良いっすよ」
明日は土曜か、姫は来ないだろう。
「あぁ!彼女と最近どう?」
「まぁまぁ、ですかね。」
「えっ!明道君彼女いたんだ!」
「まぁ、一応」
「へぇ~」
と、他愛のない話をして今日は終わった。
土曜の昼頃だ。
ピンポーン
ガチャ
ドアを開けると、愛おしい姫の顔があった。
「俺、今からバイトだ。」
そう言うと、寂しそうな笑顔で
「そっか。じゃあ、帰るね。
明日、お昼から来るよ。」
「あぁ、わかった。」
この時、気づいてやっていればよかったと後悔することになるとは思わなかった。
【蓮side・END】