「お兄さん~!あそこで私と楽しいことしませんかぁ?」

私はホテルを指さしながら30代そこそこの男の人に声をかけた。

「え~?良いことかぁ。君何歳?」

「私、ピチピチの18歳ですよ!」

「本当に?いくらでやってくれるの?」

「うん!本当!ホテル代はお兄さん持ちで、一晩3000円で~す。行きましょう?」

「いいだろう。行こうか」

「やったぁ~!早く行きましょ~!」

私たちはホテルに入った。

お金を稼ぐため、仕方のないこと。

お金を稼がないと。

今更、自分の体がどうなろうとどうでもいい。

今は、お金が欲しいの!