それにしても……

「ヤバイでしょ……」

「ん?何がヤバイのかな?ぶつかったことそんなに気にしてるの?」

いやいや、あなたと話していると女子からの視線が刺さるんだって!

お願いだから放っておいて!

「よし、じゃあ僕に着いてきてよ。」

は?

意味わかんないんですけど……

でも、着いていかなかったら、完璧に私、悪者になるよね。

明日からいじめに合うのだけは勘弁……

「わかりました……」