今宵、君とダンスを

す、ストーカー!?

「ストーカーじゃない!ちゃんとここに住んでるの!」

「こっそり住み着いてるのか…?」

「カイトも同意の上だよ!」

「嘘だろ……」

勘違いも甚だしい


「じゃあ、カイトに直接聞けばいいよ。中に居るから」

「余計なことを言うな」

さっきまで優雅に腰掛けていたはずのカイトが、いつの間にか私のすぐ後ろに近づいてきていた

私の行動に怒りを感じていることは、棘を含んだ言い方でわかった