ウサギとカメ。


昼休みが終わって、
清掃、その後に、
授業が始まった。

「ちーちゃん!!」

小さな声で聞こえた。

『ん??』

後ろを振り返ると、
はるが私のことを呼んでいた。

「ここ、わかんないんだけど、、?」

『んー?』
『どこ??』

「ここ!」

『ここは、、、』

問題の解き方を教えていると、
はるが思い出したように、
言った。


「あのさ、、」

『ん?』

「そういえば、最近、大地の話ばっかりしてない?ちーちゃん。」


『え、え?』
『そう??』

「そうだよ!」




キーン、コーン、カーン、コーン、、



チャイムが鳴り、
授業が終わった。



はるに気付かれてる?
ずっと大地の話をしていたなんて、
気付かなかった。


無意識に君のことを思っていることに
びっくりした。