男子が喋っている。
という理由で、なかなか合唱が
始められずにいた。
これは、今日に
始まったことではない。
「もう、列を変えよう。」
「これじゃ、始められないよね、、」
課題曲の指揮者のひなと
伴奏者のあやちゃんがつぶやいた。
私は、先生に聞いた。
いくら待っても、男子は、
やめてくれない。
「先生!男子の並びを少し変えてもいいですか?」
「うん、変えよう。」
即答だった。
私と、あやちゃん、
ひな、そして先生。
この4人で相談をして、
男子の列を少し変えた。
「よし!これでやってみよう!!」
よくなる。
みんな、そう思った。

