雷華side

目覚まし時計の音が鳴り響く。

成「____早く起きろって。」
大「…遅刻すんぞ…チッ。」
瑞「んーっ…。桜哉ぁ…起きて…?」

起きてすぐに桜哉にキスを落とす瑞希。

桜「…瑞希。おはよう。」
大「…見てらんね。…成輝。」
成「…あぁうん。
外にいるから、早くしてね。」

雅「二人とも…!
瑞希、おはようございます。
シャワー浴びて来てください。
8時前だから多少の遅刻ですみますよ。」

瑞「うんありがとう雅。__桜哉行こ?

それで、もっかいしよ?」
桜「…あー。」

雅「わ、私も外で待っていますから!」

桜哉が瑞希の体を乱暴にシーツで包む。
瑞希の短い悲鳴など気にせず、そのまま抱きかかえ風呂場に向かった。
音を立てながら玄関を出て成輝と大和の所に来た雅は深いため息をつく。

成「……雅。顔赤いよ。」
大「…またか。」

3人の間に直ぐに沈黙が生まれる。

それから10分たっても2人は出てこない。

大「先行く。」
雅「駄目です、きっともう来ます。」
成「大和、俺も行くよ。

……雅は、待つ?」

雅「待つに決まってるでしょう。」

成「…そっか。

じゃあまた後でね。」


雷華sideend