そんな幸せな交際が3年経った頃、彼の部署に1つ後輩の菅野由里が企画部から移動となった。
彼女は新入社員の頃から彼に好意を持っていると話題になっていたので、私も彼女の移動には不安を感じていた。
噂によるととても積極的な子だったから。
彼女が彼の元について仕事をすると聞いてからは、胸のモヤモヤが日々膨らんでいった。
彼は『何も心配することはない』と言っていたけれど、私が会社で目にする彼の横にはいつも菅野さんの姿があって。
彼女が彼の隣にいる時間が増えると、私が彼に会える時間が減っていった。
せっかくお互い早く仕事が終わって食事をしていても、彼女から仕事の相談の電話が入ったりして、何となく嫌な気持ちになった。
時には休日のデート中にも、同じような電話がかかってきた。
仕事の話なら彼だって嫌な顔はしない。
私だって何も言えなくなる。
彼の隣でコロコロ笑う彼女を見る度に、自分の醜い気持ちに負けそうになった。
そんな彼女に笑顔を返す彼を見てしまうと、『やだ!』って叫びたくなる。
私には彼しかいないのに、彼は私でなくても幸せになれる。
そう思ってしまうと、もう不安しか感じなくなっていた。
不安定になった感情をぶつけるようになった私を彼は受け止めていてくれたのに、私は彼の愛情を信じることができなくなっていた。
そんなある日、帰り支度をしてエレベーターを待っていると、すぐに到着を知らせるチャイムが鳴ったので目の前の開いた扉を見ると菅野さんが1人で乗っているのが視界に入り、心臓がドクンと強い鼓動を打った。
会いたくない人に会ってしまった。
一瞬中に入ることをためらってしまったけど、エレベーター待ちをしていたのは私しかいなかったので、仕方なく乗ることにした。
彼女は新入社員の頃から彼に好意を持っていると話題になっていたので、私も彼女の移動には不安を感じていた。
噂によるととても積極的な子だったから。
彼女が彼の元について仕事をすると聞いてからは、胸のモヤモヤが日々膨らんでいった。
彼は『何も心配することはない』と言っていたけれど、私が会社で目にする彼の横にはいつも菅野さんの姿があって。
彼女が彼の隣にいる時間が増えると、私が彼に会える時間が減っていった。
せっかくお互い早く仕事が終わって食事をしていても、彼女から仕事の相談の電話が入ったりして、何となく嫌な気持ちになった。
時には休日のデート中にも、同じような電話がかかってきた。
仕事の話なら彼だって嫌な顔はしない。
私だって何も言えなくなる。
彼の隣でコロコロ笑う彼女を見る度に、自分の醜い気持ちに負けそうになった。
そんな彼女に笑顔を返す彼を見てしまうと、『やだ!』って叫びたくなる。
私には彼しかいないのに、彼は私でなくても幸せになれる。
そう思ってしまうと、もう不安しか感じなくなっていた。
不安定になった感情をぶつけるようになった私を彼は受け止めていてくれたのに、私は彼の愛情を信じることができなくなっていた。
そんなある日、帰り支度をしてエレベーターを待っていると、すぐに到着を知らせるチャイムが鳴ったので目の前の開いた扉を見ると菅野さんが1人で乗っているのが視界に入り、心臓がドクンと強い鼓動を打った。
会いたくない人に会ってしまった。
一瞬中に入ることをためらってしまったけど、エレベーター待ちをしていたのは私しかいなかったので、仕方なく乗ることにした。



