君だけに愛を乞う

「美月...もう離してあげられないよ」

熱を帯びた瞳を向けられて、私はそれを受け止める。

もう迷わない。そうハッキリ言える。

「うん、離さないで」

「分かった」

そう言うと私を抱え上げて、寝室へと向かっていく。 

ベッドに静かに下ろされると、そのまま私の上に重なってきた。

「俺は美月だけしか愛せない。美月も俺を愛して」

乞うように求めた瞳で私にささやく。

私だけ....うん、私も蒼汰だけだよ。

「蒼汰...愛してる。愛してるの...」

その言葉を聞いて、彼は一瞬瞳を大きく見
開いた。

そして柔らかい笑みを浮かべて「美月...愛してる」そう言って柔らかいキスを何度も繰り返した。

おでこにも、瞼にも、頬にも、唇にも、首筋にも、胸元にも、お腹にも......。

身体中に重ねるキスは、何度も私を刺激する。

ゆっくり滑る彼の指は、私を包み、そして深く愛撫する。

「っん....ぁ..あっ...だめ...」

「美月、だめは聞かないよ」

「..ぃや....ぁぁ、っん....そ、蒼っ...」

「うん、そうだよ。美月、もっと俺を求めて」

そう言って私を追いつめて、逃げようとしてしまう身体を引き寄せ自身を埋めると、放さないように手首を押さえ私の身体ごと揺らし続けた。

堪えられない快感を隠そうとする私を、彼は更に追いつめる。

「...美月....ほらっ..あいて」

そう言って私の舌まで求めてくる。

舌と唇から伝わる刺激に支配され、限界を感じる。

「んっ...っ蒼、.....蒼汰っ..」

「まだだめだよ..美月」

どこまでも意地悪をする。

それなのに私は逆らえない。

「美月....愛してるは?」

「ぅん...んっ....あぁ..あいしてるっ」

「..ん...良い子だね..」

そして終わらない時が美月をどこまでも追いつめて、何度も何度も彼にひれ伏した。