すぐにバッグからスマートフォンを取り出したけど、ふと思いバッグに戻した。
電話ではなくて、ちゃんと会って伝えないといけない。
そう思うとすぐに駆けだして、エレベーターへと向かった。
はやる気持ちが上昇するエレベーターの速度を遅く感じさせる。
やっと聞こえたチャイムが営業部のあるフロアへの到着を知らせた。
開くドアから急いで身を出して、営業部に向かう。
廊下から中を伺うと、未だ残業で残る人達の中に蒼汰の姿を見つけた。
皆が仕事をしている中で彼のことを呼び出していいのか迷ってしまう。
彼の名を呼べずにいると、彼の席のそばにいた背の高い人がこっちに視線を寄こした。
あ...前に私が蒼汰の姿を見に来た時に、彼と話していた先輩って人だ。
そう思い出したところで向こうも私のことに気づいたらしく、「おい、西野」と彼を呼んで私の事を指さした。
「美月!」
振り向いた彼が私の姿を目にすると、驚いた表情を見せて私の名を呼んだ。
それが結構大きな声だったので、フロアにいたみんながこっちを向く。
みんなの視線に部外者の私は気まずくなって、そそくさとその場を後にした。
「美月!待って!」
腕を掴まれて振り向くと、目の前に焦った顔の蒼汰がいる。
久しぶりに見た彼の姿に鼓動がどんどん強くなる。
視線まで離せなくなる。
電話ではなくて、ちゃんと会って伝えないといけない。
そう思うとすぐに駆けだして、エレベーターへと向かった。
はやる気持ちが上昇するエレベーターの速度を遅く感じさせる。
やっと聞こえたチャイムが営業部のあるフロアへの到着を知らせた。
開くドアから急いで身を出して、営業部に向かう。
廊下から中を伺うと、未だ残業で残る人達の中に蒼汰の姿を見つけた。
皆が仕事をしている中で彼のことを呼び出していいのか迷ってしまう。
彼の名を呼べずにいると、彼の席のそばにいた背の高い人がこっちに視線を寄こした。
あ...前に私が蒼汰の姿を見に来た時に、彼と話していた先輩って人だ。
そう思い出したところで向こうも私のことに気づいたらしく、「おい、西野」と彼を呼んで私の事を指さした。
「美月!」
振り向いた彼が私の姿を目にすると、驚いた表情を見せて私の名を呼んだ。
それが結構大きな声だったので、フロアにいたみんながこっちを向く。
みんなの視線に部外者の私は気まずくなって、そそくさとその場を後にした。
「美月!待って!」
腕を掴まれて振り向くと、目の前に焦った顔の蒼汰がいる。
久しぶりに見た彼の姿に鼓動がどんどん強くなる。
視線まで離せなくなる。



