私は大きくため息をつくと自分の椅子に座った。
そこで自分の鞄をリビングに忘れたと気付いたけど、お母さんの帰って来たリビングには戻りたくなかった。
……別にお母さんは嫌いじゃない。
むしろお母さんには感謝してる。
でも、私には解ってしまう。
お母さんが、私を、嫌っていることを。
お母さんが、私を、出来損ないと思っていることを。
私は、知ってしまった。
そして、知ってしまったら、もう
知らなかった時間と同じ時間は、過ごせないということも。
私は、もう、何も知らなかった子供には、戻れない。
そこで自分の鞄をリビングに忘れたと気付いたけど、お母さんの帰って来たリビングには戻りたくなかった。
……別にお母さんは嫌いじゃない。
むしろお母さんには感謝してる。
でも、私には解ってしまう。
お母さんが、私を、嫌っていることを。
お母さんが、私を、出来損ないと思っていることを。
私は、知ってしまった。
そして、知ってしまったら、もう
知らなかった時間と同じ時間は、過ごせないということも。
私は、もう、何も知らなかった子供には、戻れない。
