空との約束~いつか、0になったら~

「……分かった。言わないでおく。」

「お姉ちゃん、ごめんね。」

「いーよ。夜空の気持ち、なんとなく分かるし。お弁当は私が何とかしてあげる。」

「あ、お弁当忘れてた。」

「まったく……。」


こんなところで放っておけないのもやっぱり昔の名残だろうか。それとも、私がシスコンなだけか。
(ブラコンでは絶対ないけど。)


そんな話をしていたら、誰かが帰って来た気配がした。一瞬お母さんかと思ってドキリとする。


「ただいまー。」


でも、その声はお兄ちゃんのものだった。私の隣で大きく息を吐く声が聞こえる限り、夜空も緊張していたらしい。勉強しているんだから、怒られることはないだろうに。


























せいぜい夜空と一緒にいたことを、私が怒られるだけ。