虹色キャンバス

「佐久間と安西って、赤い糸でつながってるんだ」


「赤い糸?」


赤い糸なんて考えたこともなかった。


入学試験のとき僕が一目ぼれしたのは真木だ。


その優しい表情に


その上品な仕草に


僕は心引かれた。


今でも未練がないといえば嘘になる。