虹色キャンバス

「そう。テクニック。その大学の教授たちがどういう生徒を欲しがっているのか特徴を分析して、それにあった生徒を養成する。高校でも予備校でも一緒だ。だから、ニチビに入りたければそのためのテクニックを勉強するのが成功の鍵だ」


「才能があれば、合格できるんじゃなんですか?」

「青いな~。君は」

「はあ」

「才能があるから認められるほど日本の美術界は純粋じゃないぞ」

「そうなんですか?」

「閉塞された汚い世界。といったら、言いすぎかな」

「そんなドロドロした世界なんですか?」