何もかもが別世界に思えた。 今まで自分と同じだと思っていた村上までもが なんだか違う世界の人間に思えた。 住んでる世界が違うんだ。 言いようのない寂しさに襲われながら 僕は窓から見える庭の花をひとり見ていた。