あの隙間から見上げた空

向けに寝転がる。

やっぱり
このベッドは1人じゃ広いよ…。
あたし、こんなところに引っ越して大丈夫だったかなぁ、
ケン、あたしのこと、捜してくれるかなぁ。
会いたいよ。
目尻に涙がたまって、そのままこめかみまで流れていく。



コンコン



あたしはあわてて起き上がって涙をふいた。

「今、いいかな?」