1時間お風呂から出て部屋着に着替えて髪の毛を乾かしていると、お父さんがお風呂に入りに行くところだった。
お父さん低血圧だから朝が弱く、だから毎朝出勤前にお風呂に入る。
髪の毛が乾いたらリビングに行きテレビを見ていた。
朝は情報番組しかやっていないため、朝食の時間までニュースを見ていた。
「杏樹 手伝って」とお母さんから言われたので、朝食の準備をしてお父さんが来るのを待った。
お父さんがダイニングに来ると、席に座り新聞を読んでいた。
「はい俊さん」と母は言い、テーブルにコーヒーを置いた。
「理恵ありがとう」と父は言いながら新聞を読むのをやめ、新聞を隣の椅子の上に置いた。
「じゃ食べようか」と父が言い、3人で「いただきます」と言った。
これが我が家の朝の一連の流れだ。

