翌朝目が覚めたのが朝の5時だった。

早く目が覚めたから走りに行こうと思いジャージに着替えた。


部屋を出てキッチンに行くと母がいた。

「お母さんおはよう」

「おはよう杏樹 今日は随分早起きなのね」

「お母さんも早いね」

「あら、私はいつもこれくらいよ」

「そうだったんだ」

「今日は杏樹の大好きなパンを作ろうと思ったの」
お母さんの趣味は料理だからパンやお菓子まですべて手作りだ。

「私ちょっと走ってくる」

「気をつけてね」

「はーい」

私は運動シューズを履き、外に出た。