お父さんは明日から私と母が京都に行くということもありいつもよりお酒を飲んでソファーで眠っていた。

「お父さんお酒たくさん飲んだね」

「それだけ杏樹がいなくなることが寂しいのよ」

「お母さんもいなくなるしね でもお父さん一人で大丈夫なの?」

「それは大丈夫よ 俊さん料理は作れるし、面倒だったら後輩と飲みに行くでしょ」

お父さんが料理作っているところ見たの数回しかないけど…。

「それより杏樹お風呂入って早く寝なさい」

「はーい」

お母さんに言われた通りお風呂に入った。