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「そう言えば、今日転校してきた紫雨潔音ちゃん、デザイナーの皇一紗だったの!凄くない!?お父さん!」
あの後潔音ちゃんにドレスとか沢山見せてもらって、私は大満足で家に帰って来た。
そして、晩御飯の時に今日あったことを私のお父さん、速水徹に話していた。
「皇一紗って、あの皇一紗か?」
「そう!お父さん、皇一紗のファンだったよね?皇一紗の特集してるテレビとか、録画してでも見てるし雑誌とかも必ず切り抜きしてるし。」
「あ、あぁ、そうだな。俺は皇一紗のデザインが好きだから、ファンと言えばファンだな。」
「やっぱり!」
「それで、その紫雨潔音って子が皇一紗って言うのは本当なのか?」
「うん。潔音ちゃん、紫雨財閥?の娘でその会社の副社長的な立場にいるんだって。
どうしてデザイナーしてるのかは知らないんだけど、潔音ちゃんの仕事部屋に置かれてた作りかけのウエディングドレスとかあったし、あれはもう絶対に皇一紗のデザインした服だと思うよ!…………あっ!皇一紗のサイン貰うの忘れた!」
せっかくのチャンスが………。
でも、学校で貰うのは目立つから良くないよね?
〜花音side end〜

